西表島は亜熱帯海洋性気候
西表島の気候は、亜熱帯海洋性気候に分類されます。年間の平均気温は約23度です。「亜熱帯」とは、平均気温が20度を超える月が年間で4ヶ月以上11ヶ月未満ありながら、「熱帯」とは違って「冬」もある気候を指します。つまり、ずっと暖かいけれど、一応四季はある気候ということになります。
また、「海洋性気候」とは、海に囲まれているために、海の影響をそのまま受ける気候です。年間の寒暖差、1日の中での温度差も小さく、湿度の高いことが特徴となっています。最も暑い真夏の8月でも、最高気温は平均で30度となっています。逆に、最も寒い1月でも、最低気温は平均で15度です。
気温よりも夏は暑く冬は寒く感じやすい
1日のうちでも季節を問わず、西表島の朝夕と日中の温度は5度ほどしか変わりません。例えば、海岸でモズクの収穫が始まる4月には、早くも亜熱帯の花々が咲き乱れています。この月の最高気温は平均で約26度、最低気温は平均で約21度です。日本のほかの地域と比較しても、温度の変化が小さいことがわかります。変化の幅は半分以下です。
これだけ聞いていると、西表島は1年中暖かく穏やかで過ごしやすいとイメージされるのではないでしょうか。ですが、体感温度は最高気温よりも暑く、最低気温よりも寒く感じられます。
海に囲まれているだけに湿度が高く、夏は蒸し風呂状態にもなります。最高気温のわりに、不快指数が高くなるのです。1日の温度差が小さいため、夜間も涼しくなりません。冬になると、島を囲む海から冷たい季節風が島全体を襲います。体感温度は実際の気温よりも低くなります。
6月から9月は台風のシーズン
西表島の天気を紹介する上でもうひとつ忘れてはいけないものが、台風の到来です。地球温暖化の影響もあり、島を襲う台風は年々その勢いを増しています。6月から9月にかけてが台風のシーズンとなり、本当に頻繁に襲来します。年間を通じて西表島の雨量はそれほど多くないのですが、台風の時期だけは雨量が多くなっています。
西表島への旅行を計画する場合は、事前に出発日から帰る日までの天気をチェックしておきましょう。天気が不安定なシーズンであると、沖縄へ飛ぶ航空便、西表島に向かう連絡船が欠航してしまうことも考えられます。
週間単位での天気予報は電話やテレビの天気予報、インターネット上の予報などで確認することができます。便利な「スポット予報」もありますし、携帯電話からもチェックすることができるようになりました。せっかくの西表島ですので、リゾートに最適なタイミングを狙いたいものですね。
